留年したら内定取り消し?【確認事項と対応順序を解説】

やっとの思いで内定を掴み取り一安心・・・。それも束の間、今度は留年の危機!?内定取り消しの実情と、留年確定後にするべき確認事項から対応の手順まで徹底解説します。

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こんにちは、留年侍です。自身の体験を元に、「留年しそうな方」や「留年してしまった方」に向けブログ記事を書いています。私の経歴の詳細についてはページ上部の『自己紹介タブ』(スマホの方は『メニュー』→『自己紹介』)からご覧いただけます。

内定は必ず取り消されるとは限らない

 

やっとの思いで内定もらったのに、全部無駄だったニャ・・・。

 

内定後の留年、これからどうしたらと不安になりますよね。

まず最初にお伝えしたいのは、内定が必ず取り消されるとは限らないということです。

しかし、留年による卒業時期の延期は内定取り消しの理由としては十分ですので、内定が取り消されない場合においても裁量権は企業側にあります。

 

「~という条件に合意していただけるなら、卒業まで待ちます。」ということですね。

あなたは内定の有効期間の延長を企業にお願いする立場にあるということです。

厳密には労働開始の日程をずらしてもらっているということになります。

 

提示される条件は企業やあなたの面接時の評価によって様々ですが、「無条件に卒業を待ってくれる」以外には下記のような条件であることが多いです。

企業から提示される条件

・非正規社員として入社し定期的に働くという条件で卒業まで待ってくれる
・大学を中退するという条件で入社を認めてくれる

 

非正規社員として働く場合は、あなたが大学を卒業することが大前提となりますので、学業に支障のない範囲で働けるように相手企業としっかり話し合う必要があります。

また、中退を条件に入社が認められるのは、主に公務員などの「募集要項に大卒資格がない」内定先の場合です。

留年を気にすることなくすぐに入社できるというメリットはあるものの、中退により大卒資格が取れなくなってしまうため転職などの際に潰しが利かなくなってしまうことには十分注意してください

また、内定取り消しとなってしまった場合でも、次年度の選考の優遇が約束されるといったケースもありますので、自暴自棄にならず落ち着いて対応に臨みましょう。

ちょっと待った
内定が取り消されるかどうか早く知りたいという気持ちは分かりますが、焦って企業に連絡するのは避けましょう。企業にそのことを尋ねる前に、まずはあなたが留年してしまったことを伝えなければなりません。相手企業もあなたの採用に当たり時間や費用を割いていますし、入社予定人数にズレが生じることになるので、まずはそのことについてのお詫びから話をするべきです。詳しい対応方法については後述します。

留年確定後の対応手順

 

留年が確定したから企業に連絡しなければいけないニャ・・・。

 

留年確定後はできるだけ早く企業に連絡をすべきですが、連絡をする前に考えを整理しておくべきことがいくつかあります。

対応手順を誤ると企業からの印象を悪くしてしまい、それが原因で内定が取り消される・・・なんてことにもなりかねません。

確認・対応すべきことを順番に記載していますので、焦らず正確に進めていってください。


1. 本当に留年しているか確かめる


 

しつこいニャ!

 

すみません、それくらい大切なことなんです。

企業への連絡後に、「やっぱり留年していませんでした」となることを想像してみてください。

もしかしたら、今年度の入社予定人数を調整するために不合格通知を出した学生に補欠合格の連絡をしてしまっているかもしれません。

 

また、成績発表の前であれば、例え試験の出来が悪かったとしても教授に頼み込めば何とかしてもらえることもあります。

まずは、留年しないよう取り計らうこと、次に留年確定を確認することがタスクになります。

 

留年回避に関する記事はこちら▼


2. 卒業がいつになるか、入社意思はまだあるかを確認する


留年が確定してしまった方は、卒業がいつになるかを確認してください。

来年度の前期だけ講義を受ければ卒業できる(半期卒業)のか、卒業までにもう1年必要なのかは、あなたにとってだけだなく企業にとっても重要な情報です。

「半期卒業できるのなら卒業まで待つ」といったケースもありますので、卒業要件をあと少しで満たせるような状況ならできるだけ半期卒業を目指しましょう。

半期卒業の注意
「半期卒業できるのなら卒業まで待つ」と言ってもらえなかった場合には、必ずしも半期で卒業することが最善の選択とは限りません。後期に留年が確定した方はもう既に次年度の就職活動が旬を迎えている時期かと思います。半期卒業をするために前期に科目を詰め込んでしまった結果、就職活動が満足にできなくなってしまうということも考えられますので、自身の単位修得状況とよく相談した上での決断をおすすめします。

また、当然のことですが、必ずしも現在内定をもらっている企業へ就職しなければいけない訳ではありません。

 

内定はもらえていたけど、悔いがあるから就活をやり直したいニャ!

 

そんな方にとっては、もう一度時間をかけて就職活動をやり直すチャンスですので、悔いの残らないように早いうちから就活対策を見直しましょう。

企業への連絡(例文付き)」の例では、内定を辞退したい方向けの対応例も紹介していますので、これからの対応の参考にしてみてください。


3. 企業へ連絡(例文付き)


留年していることの確認、卒業時期の確認、入社意思の確認ができたら、企業へ連絡しましょう。

繰り返しになりますが、内定を取り消されたくない方にとっては、ここの対応の良し悪しが結果に直結することもあります。

前述の通りあなたが留年したことにより卒業時期がズレてしまったことで、企業側の予定も狂ってしまっていますので、あくまでも連絡の趣旨がお詫びであることは忘れないでください。

そのため、連絡手段はメールではなく、直接会って伝えた方がよいでしょう。(現在は新型コロナウイルス感染症防止の観点から電話での連絡が無難な選択肢です)

基本的には、電話で直接訪問のアポ取り→直接訪問という流れになります。

直接訪問では、「入社意思のある方」と「内定を辞退したい方」の2つの例を紹介していますので、あなたの状況に合わせて参考にしてみてください。

 

・アポ取り(電話)の例

 

お世話になっております。御社から内定通知を頂いております、〇〇大学の△△と申します。私の内定に関するご相談がありまして、ご連絡をさせていただきました。人事部の××様はいらっしゃいますでしょうか。

 

~取り次ぎ~

 

はい、××です。

 
 

お忙しいところ失礼いたします。〇〇大学の△△です。ご相談したいことがあるのですが、少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか。

 
 

大丈夫ですよ。

 
 

大変申し上げにくいのですが、単位不足で卒業要件を満たすことができず、今年度での卒業が困難となってしまいました。ご採用に当たっていただいた××様をはじめ、御社の皆様に大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

つきましては、直接御社に伺い、お詫び申し上げる機会をいただけませんでしょうか。

 

 

アポ取りでの注意事項は、留年の理由について必要以上にと長話をしないことです。

後日直接会って話をするときに、留年の理由含めゆっくりと話をする時間を作ってもらうためのアポ取りです。

 

・直接訪問時(入社意思のある方)の例

 

この度は、御社に多大なご迷惑をおかけしてしまいましたこと、改めてお詫び申し上げます。

 
 

①どうして留年したの?
②卒業予定はいつ?
③うちの会社にまだ興味ある?

□□さんがよければ、卒業後に入社してもらえない?

 
 

後期の履修登録時に計算を誤ってしまったことが留年の原因です。
不足単位は2単位のみですので、半期卒業を予定しております。
現在も御社で働きたいという強い思いがあります。

謹んでお受けいたします。卒業までの半年間はどのように過ごしたらよいでしょうか。

 

 

基本的には、受け身のスタンスを崩さないようにしてください。

企業があなた自身に関心を持っていれば、自ずと留年の詳細や今後の予定などについて企業側から質問してくるでしょう。

こちらから「1年(半年)待ってもらえないか」とお願いをするのは身勝手に思われかねないため、どうしようもなくなったとき以外の場面で伝えるのは避けるべきです。

①留年の理由

留年の理由は、企業が内定を取り消すかどうかを決める重要な要素の一つです。

詳しく話す機会が得られれば聞かれる内容なので、面接対策と同様にある程度まとまった話ができるように準備しておきましょう。

 

②卒業予定

こちらも、卒業を待ってくれるかどうかを決める重要な要素となるでしょう。

繰り返しになりますが、半期卒業の方が待ってくれる可能性は高いので、内定を取り消されたくない方は可能であれば半期卒業を目指すようにしましょう。

 

③入社意思

入社意思の有無について聞かれたなら、企業側も「来年度でもいいから入社してほしい」と少なからず思っているはずです。必要に応じて、あなたが相手企業を志望している動機を再度伝えることでダメ押しの一手となるかもしれません。

 

・直接訪問時(内定辞退をしたい方)の例

 

この度は、御社に多大なご迷惑をおかけしてしまいまたこと、改めてお詫び申し上げます。

 
 

□□さんがよければ、卒業後に入社してもらえない?

 
 

このような光栄なお誘いをいただきながら大変申し上げにくいのですが、自分の適性や今後のキャリアについて改めて考えた結果、別の業界とのご縁を感じ、来年度はそちらの業界を中心に再び就職活動をすることを決意いたしました。お忙しい中選考や内定後のフォローに貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、このような形となってしまい大変申し訳ございません。

 

来年度も就職活動をする方は早めの就活対策を!

交渉の甲斐なく内定取り消しとなってしまった方や、内定を辞退した方はのんびりしている時間はありません。

後期に留年が確定したのなら、すでに来年度の就職活動が旬を迎えている時期かと思います。

もちろん卒業が最優先ですが、就職活動においてもできるだけ悔いが残らないように早めの対策を心がけましょう。

 

就活対策に関する記事はこちら▼

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