「留年したらゴミ?クズ?人生終わり?」その考えが破滅への一歩

おかげさまで本ブログの運営を通して、多くの留年生と交流する機会をいただいています。そしてその方々の中には、留年から立ち直れなかったり、自分を卑下し自ら道を閉ざしてしまう方が多くいらっしゃいます。留年があなたにとって大きな挫折であればあるほど、この記事を読んでも大きな心境の変化を得られる可能性は少ないでしょう。しかし、今のあなたの状況をあなた自身が客観的に捉えることで、進むべき方向は見えてくるはずです。

自己紹介

こんにちは、留年侍です。自身の体験を元に、「留年しそうな方」や「留年してしまった方」に向けブログ記事を書いています。私の経歴の詳細についてはページ上部の『自己紹介タブ』(スマホの方は『メニュー』→『自己紹介』)からご覧いただけます。

 

留年による精神的ダメージの根源

そもそも、なぜ留年したら病む人が多いのか。

もちろん、人によって様々な理由があると思います。

将来への影響について不安を抱く人もいれば、自分の不甲斐なさに肩を落とす人もいるでしょう。

もう少し掘り下げて考えてみます。

「なぜ留年すると将来への影響について不安になるのか」「なぜ留年すると不甲斐ないと感じるのか」

それは、留年=不真面目だとか留年=勉強が苦手といった共通認識があるからに違いありません。

「不真面目」や「勉強が苦手」といったレッテルを貼られることが精神的ダメージに繋がる方もいると思いますが、本質に近付くためにもう少し掘り下げます。

例えば、高校生の頃から成績が悪かった、あるいは成績の上がり下がりが激しかった方がいたとします。

しかし、高校ではそのことによる”実害”はほとんどありません。

もちろん、程度が過ぎれば留年の可能性は十分にありますが、大学の留年率がおよそ20%程度なのに対し高校の留年率はわずか1%程度です。(出典:調査結果の概要(高等教育機関), 文部科学省)

つまり、高校なら在学中にどれだけ成績が悪くても大学入試で好成績を収めることさえできれば万々歳な訳です。

しかし、大学で留年してしまうとそうは行きません。

どれだけ今後成績を上げたとしても、進級することができなかった1年は取り返せないからです。

少し遠回りな説明をしましたが、要するに留年による精神的ダメージの根源は「不真面目」や「勉強が苦手」という”剥がせない”レッテルを貼られたことであることがほとんどではないでしょうか。

 

詳しくは後述しますが、留年=不真面目というのは客観的な評価であって、必ずしも留年したすべての学生が不真面目であるとは限りません。

 

留年したらゴミ?クズ?人生終わり?

きっとこの記事を読んでいる多くの方が、「そうでないこと」を知っていると思います。

ただ、否定するための納得できる理由が自分の中に見つからなかったり、他人からの圧力(被害妄想も含めて)に苦しんでいる方がこの記事に辿り着いているんじゃないかと思います。

論理的に否定するためには、何を以てゴミとするか、何を以てクズとするかというところから定義しなければいけない訳ですが、きっと10人に聞ければ10通りの答えが返ってくるでしょう。

そこで、ゴミかゴミじゃないかを決めるのはあなたに任せて、別の切り口から考えていきます。


留年=不真面目は間違い


そもそもなぜあなたが留年することになったのかというと、「大学が定める進級要件 / 卒業要件を満たせなかったから」です。

事実としてあるのはそれだけです。

 

「留年=不真面目」という共通認識があることは事実だと思いますが、あくまでも多くの人に共通する感覚を基準にしているだけで、留年した人は全員不真面目であると決めつけるものではありません。

そしてそれは、「留年=勉強が苦手」などの留年に対する他のイメージにも同じことが言えます。

周りの評価に流されて物事の本質を見誤るというのはよくある話ですが、大切なのは「自分がどう受け止めているか」です。

 

高校までとは異なり、大学では生真面目であるが故、几帳面であるが故に挫折するケースも多いです。

あなたがなぜ留年したのかは、あなたにしかわかりませんし、あなたにしか納得する答えは出せません。

 
極限まで掘り下げて考える

例えば、勉強に身が入らず留年してしまった方は、卒業するために今よりもたくさん勉強しなければいけないと考えるでしょう。

もちろん、そうであることに違いはありませんが、もう少し掘り下げて、なぜ勉強に身が入らなかったのかを考えてみます。

すると、例えば「勉強が嫌いな訳ではないけど、勉強よりもやりたいことがあって、それに多くの時間を割いてしまったから(自己管理の問題)」だとか「なぜ自分が大学に通っているか分からないから / 大学を卒業してどうしたいのかわからないから(モチベーションの問題)」といった本質に辿り着くはずです。

一つの大きな問題を抱えている方もいれば、複数の小さな問題が積み重なっているような方もいると思うので、簡単には紐解くことはできないでしょう。

しかし、そうした問題の本質に辿り着けば、闇雲に勉強をしなければならないと言い聞かせて精神をすり減らしながら勉強を続けるより、よっぽど楽に解決できることは想像に容易いと思います。


「勉強ができる」と「仕事ができる」は関係ない


前述のように、あなたが留年したのは「大学の定める要件を満たせなかったから」です。

もし仮に留年があなたの人間性を否定するものだとしても、それは大学内における話であって人生における話ではないです。

大学で留年していても仕事で大きな成果を出す人はもちろんいます。

もしあなたが”その人”じゃないと思うのなら、卒業までに”その人”になれるよう努力をすればいいだけの話です。

留年経験のある有名人に関する記事はこちら▼


その考えが破滅への一歩


留年が人生に及ぼす影響なんてたかが知れています。

もちろん、不真面目だというレッテルや大学卒業が1年遅れることによって、就職活動に影響することもあるでしょう。

しかし、あなた次第で「昔は不真面目だったけど今は不真面目じゃなくなった」とすることもできますし、留年によって得た1年を有意義に使うことであなたにしかない強みを作ることもできます。

つまり、留年自体はあなたにその気さえあればいくらでも取り返すことができる些細な問題なんです。

別に今から宇宙飛行士にだってなれますし、野球選手にだって美容師にだってYoutuberにだってなれます。

 

ただ一つ、留年が将来に大きな爪痕を残すことがあるとすれば、それは自分をダメな人間なんだと卑下したり、自暴自棄になって取り返しのつかないことをすることでしょう。

「留年したらゴミ」「留年したらクズ」「留年したら人生終わり」「留年したら・・・」

そう考えるのは、留年する前までで十分です。

 

考えるべきは「留年したらどうなるか」ではなく、「留年したからどうするか」です。

 
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