半期留年して秋入社はあり?【秋卒業・秋入社】おすすめの就活スケジュールはこれだ!

卒業を間近に控えた4年時にまさかの留年。半年通えば卒業はできるけど、今までの予定がめちゃくちゃに。卒業・入社時期の選択肢がたくさんあってどうしたらよいか分からない方に向け、それぞれの選択肢におけるメリット・デメリットを解説します。

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こんにちは、留年侍です。自身の体験を元に、「留年しそうな方」や「留年してしまった方」に向けブログ記事を書いています。私の経歴の詳細についてはページ上部の『自己紹介タブ』(スマホの方は『メニュー』→『自己紹介』)からご覧いただけます。

「秋入社」と「秋採用」は違う

半期卒業を予定している方が就活に関する情報を集めていると、「秋入社」や「秋採用」、「秋卒業」といった似たような言葉を目にする機会が多いのではないでしょうか。

一部の就活情報サイトですら、「秋入社」と「秋採用」を混同した記事を作成しているのを目にします。

そこで、前提となるこれらの言葉について簡単にまとめました。

秋卒業(半期卒業、9月卒業):秋に大学を卒業すること
秋入社(10月入社):一般的な入社時期(4月)ではなく、秋(10月)に入社をすること
秋採用:企業が秋に学生の採用活動をすること(4月入社が前提)

 

紛らわしいですが、「秋採用」と「秋入社の採用時期」は全くの別物です。

 

秋採用って何?
本来就職活動において企業の採用活動が本格化するのは春(5月頃)ですが、一通りの採用活動を終えた企業は秋に再び募集を本格化します。対象としているのは様々な事情により春に就職活動ができなかった学生や、春に内定が取れなかった学生です。

「秋卒業」のデメリットはほとんどない

この記事を読んでいる方のほとんどは、半期卒業を決めた上で秋入社に関する就活情報を集めている方だと思います。

しかし、情報を集めている中で、半期卒業をした際にも「秋入社」と「春入社」の選択肢があること、より間口の広い「春入社」を選ぶと既卒として扱われてしまうことを心配している方も中にはいると思います。

 

心配ご無用!

 

半期留年して春入社を目指し就職活動をすると、確かに厳密には「既卒者」となってしまいますが、厚生労働省の指導方針もあり、3年以内既卒者は新卒として扱われるケースがほとんどです。

万が一、「3月卒業の新卒じゃないと採用できない」なんてことを言われたら、大学側に事情を話して半期休学、春卒業すれば問題ありません。

それでも万が一、休学申請が通らなければ、数単位を落として来期に持ち越してください。

前期終了時に卒業要件を満たしていなければ、否が応でも後期も大学に通うことになり、無事春卒業ができます。(こんなおかしな話が現実にあれば是非聞かせてほしいものです)

 

新卒・既卒の定義に関する記事はこちら▼

秋入社って実際どうなの?

秋入社とは本来、様々な事情により卒業時期がずれる学生を企業が取りこぼさないために行っているものです。

秋入社は春入社に比べて対象規模が小さいため情報を集めにくく、また、根拠のない誤った情報を目にすることもよくあります。

まずは秋入社のメリット・デメリットについて、理由とともに解説していきます。


秋入社のメリット・デメリット


学生目線での秋入社のメリットには次のようなものがあります。

秋入社のメリット

・基本的には春入社同様の扱いを受ける
・半年間早く働き始められる

 

秋入社自体に選考の有利不利はありません。

学生から見た秋入社のメリットは、早く入社できるということに尽きます。

10年ほど前までは、何らかの理由で卒業が遅れた場合、一個下の学年に混ざって就職活動をし、1年遅れて春入社をするのが一般的でした。

半期留年をしている方にとっては、秋入社をすることによって半年のブランクを疑似的になかったことにできるので、とても大きなメリットがあるように感じる方も多いのではないでしょうか。

 

一方で、秋入社のデメリットは次のようなものがあります。

秋入社のデメリット

・春入社の人に後れを取りやすい
・そもそも導入している企業が少ない
・試用期間が長くなることがある

 

入社時期によるデメリットは、春入社同様の扱いを受けるというメリットの裏返しになりますが、春入社の人に後れを取りやすいということです。

しかし、勤続年数が長くなればなるほど影響は小さくなりますし、「遅れて当然」と思っておけば大した問題ではないでしょう。

 

一方で、導入している企業が少ないことは春入社と比較すると大きなデメリットとなります。

秋入社を導入している企業は年々増加していますが、それでも新卒者の入社時期と言えばやはり春が一般的でしょう。

春入社であれば、新卒を募集している企業のほとんどにエントリーすることができますが、秋入社の場合は「秋入社をやっているかどうか」というところから情報を集めなければなりません。

 

最後に、秋入社の場合試用期間が長くなることがあります。

春入社であれば入社後3か月が一般的な試用期間ですが、秋入社の場合は年度末までを試用期間とされるケースがあります。

 

試用期間って何?
試用期間とは、労働者を本採用する前に試験的に雇用する期間です。試用期間中は本採用時より賃金を低く設定することが認められていますが、雇用契約は成立した状態なので試用期間中であっても不当な理由で解雇をすることはできません。


秋入社の就活スケジュール


春入社のスケジュールを半年ほど前倒したスケジュールが一般的です。

具体的には、入社前年の夏~春先が秋入社における採用活動のピークとなるので、情報収集や面接対策はそれまでに行いましょう。(次項に図があるので参考にしてください)

半期留年して秋入社はあり?

留年による時間のブランクを少しでもなくすという観点から見れば、秋入社にはとても魅力的なメリットがあります。

前項のメリット・デメリットを踏まえたうえで、半期留年して秋入社という選択肢はありかなしかについてまとめていきます。


今からでも間に合うのか考える


大前提として、今から就職活動をして秋入社に間に合うのかということについて考える必要があります。

例えば、卒業式直前に留年が発覚した方が来年度の秋入社に間に合うかというと、手遅れである場合がほとんどでしょう。

4年生の前期終了時までに半期留年が決まった方は、秋入社の採用活動が本格化する時期に間に合いますので、時期的な弊害は少ないでしょう。

それ以降に留年が決まった方は、来年度の春入社を見据えて時間をかけて就職活動をするのが無難です。


秋入社に”かける”のはなし


そもそも、秋入社がどのような意図で導入されているかという話をします。

前述のように、従来は秋卒業の学生は一個下の学年に混ざって就職活動を行い、1年遅れて春入社をするのが一般的でした。

ここで一度、学生目線ではなく企業目線に切り替えて考えてみてください。

もちろん企業は、他の企業に取られないように、優秀な人材をいち早く確保したいという思いがあります。

そこで、卒業時期のずれる学生を対象とした採用日程を組みました。

これが「秋入社」です。(簡単なイメージです)

よって、具体的には次のような秋卒業のライバルと戦うことになります。

・海外の大学を卒業した学生(海外では9月卒が一般的)
・長期留学から帰ってきた学生(留学スケジュールの都合により4月卒業ができなかった学生)
・大学院卒の学生(大学院は学部に比べて秋卒業の割合が高い)

 

(秋入社を志望する人)=(秋卒業の人)という式は必ずしも成り立つ訳ではありませんが、秋卒業だから秋入社をしたいと考えるのが一般的です。(それ以外に秋入社を利用するメリットはあまりありません)

決して、半期留年して秋卒業をする人が優秀でないという訳ではありませんが、「なぜ秋卒業なのか」という鉄板質問に対して面接官を頷かせるような答えを用意しにくいのは確かでしょう。

つまり、半期留年をした学生に比較的不利な土俵での戦いを強いられるため、努力に見合った成果が得られない可能性が大きいです。

そのため、秋入社一本に絞って就職活動をするのは極力避けるべきでしょう。


おすすめは入社時期にこだわらず就職活動をすること


半期留年をした方には「秋入社」と「来年の春入社」という2つの選択肢がありますが、必ずしもどちらかを選ばなければいけない訳ではありません。

秋入社を目指して就職活動をし、内定がもらえなければ来年の春入社に切り替えて就職活動を行うという選択肢もあります。

また、就活は情報戦とも呼ばれるほど、蓄えた知識や経験がものを言う舞台なので、長期的に就職活動と向き合うこと自体にも大きなメリットがあります

面接練習と割り切って秋入社の就職活動を続け、受かればラッキー、ダメなら一個下の就活生に混ざって春入社の就職活動を始めるというのも一つの選択肢です。

内定が決まっていた方は待ってもらえないか確認する

最後に、この記事を読んでいる方の中には、内定後に留年が決まった方もいると思います。

通常、内定後の留年は内定取り消しになるケースが多いですが、すべての場合において取り消されるとは限りません。

また、「1年は待てないけど半年なら待つことができる」といった企業も多いので、まずは内定が取り消されないようにすることに尽力してください。

 

内定後の留年に関する記事はこちら▼

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